思考からの解放
人は1日に35,000回も思考すると言われます。
また、現代を生きる私たちは常にストレス・情報にさらされ、脳は休まる暇がありません。
溜まった老廃物が 「脳疲労」 を引き起こし、眠れない、いくら休んでも疲れが取れない、ヤル気がでない、といった様々な不調を心身にもたらします。
この脳疲労を取り除いていくのがihaのヘッドセラピー。
優しい繊細なタッチで脳を緊張から解き放ち、体液循環を促すことで老廃物が流れやすい状態を作り出します。
マッサージやヘッドスパのように揉み解したり強い圧を与えることはありません。
「一体何をしているの?」と驚くほどソフトな施術は、まさに新感覚。
日々、思考しつづける私たちだからこそ、必要なセラピーです。
まず「あたま」から、の理由
ヘッドセラピーを受けると、気になる部分に触れていなくても、身体がふわっと緩んで整う不思議な感覚があります。それは、独特のタッチが神経レベルから心身の緊張・こわばりを解き緩め、自律神経のバランスをも整えるから。
ヘッドセラピーのあとにボディの施術を行うことで、それぞれの施術効果を高めます。
身体は筋膜という薄い膜組織で繋がっています。表層から深層まであらゆる組織を包み、姿勢や動作を支えることから「第2の骨格」とも呼ばれています。
筋膜は柔らかく弾力性がある反面、からまりやすい・癒着しやすいという特徴があります。
長時間の同じ姿勢や偏った動作、ストレスなどで水分が失われると、周りの皮膚や筋肉にくっつき固くなってしまうのです。
癒着があると、筋肉のスムーズな動きが阻害されるため、血液・リンパの流れが悪くなり体のだるさやむくみなどの不調が起こります。また、全身が筋膜で繋がっているので、一部の癒着が他の場所にも負担をかけることになり、離れたところでコリや痛みが生じることも。「凝っているところを一生懸命マッサージしてもすぐ元に戻ってしまう」というのは、原因となる癒着にアプローチできていないためかもしれません。

この筋膜の癒着、特に起こりやすいのが「頭」です。
頭は日常の動作で自然と動くことはありません。さらにはスマホ・PCの長時間利用やストレスなどの影響から、特に強く緊張・硬さが出やすい部分だからです。また、頭蓋骨は23個のパーツで構成されていますが、その繋ぎ目はギザギザと複雑なため、もともと癒着が起こりやすいことも関係します。
硬さに気付かないまま放置することで、さらなる悪化に繋がってしまうことも。
だから、身体を整えるには、まず頭のコンディションを整えることが大切なのです。
頭の施術で身体が変わる
ヘッドセラピーでは、筋膜の癒着を取り皮膚の動きを良くするアプローチをします。
頭蓋骨は骨の繋ぎ目をわずかにスライドさせながら、膨らんだり萎んだり呼吸のような動きを一定のリズムで繰り返していますが、筋膜の癒着や姿勢・咀嚼の癖によって歪みが生じるとその動きができなくなります。
ヘッドセラピーで皮膚の滑走性が高まると、この頭蓋骨本来の動きがスムーズになり滞っていた脳脊髄液の循環が促進されます。毎日脳でつくられる脳脊髄液は、からだを健やかに保つために大切な体液のひとつ。その循環が促進されることで血液・リンパの流れも良くなり、自律神経のバランスが整ってきます。これにより、だるさや頭痛、不眠、首肩コリなど様々な不調の緩和が期待できるのです。
